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【私のリノベーションスクール体験談@浜松】 File.10 鳥居良光さん

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「リノベーションスクールに参加すると、どうなるの?」
そんな方に読んでもらいたいリアルな体験談です。
【私のリノベーションスクール体験談
@浜松】
File.10
鳥居 良光さん
(ウェブエンジニア)

Q1.リノベーションスクールに参加したきっかけは?
私は第3回浜松リノベーションスクールに参加しました。
主催者の浜松市役所・佐々木さんに
お誘いいただいたのがきっかけです。
地元浜松の情報発信メディア『浜松つーしん』を
個人運営していたこともあり、
まちなかの変化というものに前々から興味があったため、
リノベーションスクールの課題設定と自分の興味が
マッチしたことが参加した大きな理由です。
また、チームで課題解決するというのも楽しみのひとつでした。
Q2.リノベーションスクールに参加して得たもの・自分の中の変化は?

参加者の方々と仲間になれたことです。
その後、飲み友達になった仲間もいます(笑)。
歴代のスクール卒業生のみなさんは、
いろんな職業・出身・年齢の方がいるので
とてもおもしろいです。
スクール後も、WEB系で何かわからないことがあると
仲間からよく相談されるようになりました。
気持ちの変化としては、
浜松の「エリア」をすごく意識するようになりました。
浜松で大きくエリアを区切ると
駅北側は「まちなか」、それをもう少し小さいエリアに分けると
「有楽街」「肴町」「鍛冶町」「千歳町」「板屋町」とあります。
ただ駅があって「まちなか」と呼ばれているだけだった場所が、
実にさまざまな特色のあるエリアが集まって
成り立っているんだということを改めて認識しました。
Q3.どんな人にリノベーションスクールに参加してもらいたいですか?
自分の住んでいる「まち」や「エリア」に興味のある方には、
ぜひ参加をおすすめします。
「このまちにただ住んでいるだけ」という考え方から、
「このまちに住んで自分は何をしてやろうか」という、
目線の変化を存分に実感できます。
私は本職がIT系のWEBエンジニアなので、
リノベーションスクールで重宝されやすい
建築やアートとは全く異なるジャンルでしたが、
多様な目線で物事を見ることはとても大事です。
自分のスキルを活かしつつ
「エリアへの興味関心」を課題解決の糸口にしながら
事業プランを構築していく作業は
とてもエキサイティングですよ。
Q4.リノベーションスクール裏話
リノベーションスクールでは意見の食い違いにより、
チームメンバー同士で対立することがたびたび起こります。
そして、それらの意見をまとめ上げた結果、
その答えが「間違い」であることもあります。
なんでこんなことが起きるかというと、
限りある時間の中で
最高のプランを練り上げる必要があるからです。
実際、
私のチームはスクール2日目の中間発表(ショートプレゼン)前に
自分たちのメインコンセプトを何にするかで意見が分かれ、
チームが空中分解したんです。
そこで、時間ギリギリで私が折衷案を模索して
これで行きましょう!とリーダーシップをとってまとめた結果
プレゼンで審査員全員に超イマイチな評価をされるという
苦い経験をしました(笑)。
「んーこれじゃない感じ」とか言われて、
まあそうだよねって。
わかってはいたんですが、少しイラッとします(苦笑)。
そうして明らかな失敗をするとどうなるか。
全員がボコボコに打ちのめされた格好になるので、
もう背水の陣でプラン出しからやり直すことになりました。
本番発表前日に徹夜でプランを再構築し、
オーナーさんを巻き込んで
「これだ!」 と決めた新メインコンセプトを柱に
良いアイディアがどんどんと出てきました。
最終的には、とてもおもしろいプランを
発表することができたと思います。
参加後に痛感することになるのですが、
リノベーションスクールは参加者同士だけでなく
対象物件とそのオーナーさんを含めた
チーム総力戦であることを忘れちゃダメですね。
Q5.浜松のまちがどう変わってほしいですか?
まちなかが衰退しているのはもう昔の話で、
今ではまちなかの特色を活かした
さまざまななことが起こっていて、
活気を取り戻しつつあります。
それを踏まえて、今後の浜松のまちは、
浜松というエリアの「文化」を活かしたまちに
変わっていってほしいと思っています。
浜松と言うと農林水産、工業、音楽といった
文化・特色がありますが、
こうしたまちに根付いている文化は
その土地の財産です。
まちの歴史や文化・特色を活かしたまちの発展は
その後、長い時間をかけて
そのエリア住民に恩恵を与えると考えています。
まちを変化させるためには、
時には地元民を巻き込んで推進していかなければならない
大変なプロジェクトになると思いますが、
その土地の「文化」を尊重して
変化していってほしいなと願っています。
このまま順調に復活への道を辿り、
中にいる人が、さらに外から人を呼び込んで、
素晴らしいエリアになるといいなと思っています。
■浜松つーしん
http://hama2.jp/
鳥居さん、リアルな(リアルすぎる!)体験談を
ありがとうございました!
「大人になってからこんな経験をすることは
なかなかない」と受講生はみんな言います。
本気でぶつかりあうのも
浜松のまちへの想いが強いからこそ。
最初はそこまでの気持ちがなくても
スクールに参加して
ユニットマスターのライブアクト(講話)を聞くたびに
自分の心が変化していくのを
感じてもらえると思います。
11月開催『第5回リノベ―ションスクール@浜松』の
受講生募集も10月16日(月)まで。
あと10日を切りましたので
ぜひ早めにお申し込みください。

「第5回リノベーションスクール@浜松」の
開催は11月10日(金)~12日(日)。
現在、受講生を募集中です!

(応募締切は10月16日)
浜松のまちを変える
32名の仲間を募集します! 

ぜひ、ご参加ください。


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(※)
「リノベーションスクール」とは
今、日本全国で展開されている地方都市再生の手法です。
浜松ではまちなかの遊休不動産や空間を活かした
まちづくりを実践で学ぶ
「リノベーションスクール@浜松」を定期的に開催しています。
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