私は、事前に色々資料を読んでいたものの、実際に行くまではどういうふうに進んで何を自分がするのか分からないままリノベーションスクールに飛び込みました。
実際に飛び込んだ先で待ち構えていたのは、ユニットごとに今回初めて会う人たちと班になり、班の中でやりたいことがある人を中心として事業を組み立てていく実践型スクールでした。実際に物件も割り当てられて、その物件がある地域の探索もします。
私のユニットでは、飲食以外でここを活用するには?という制約があり、皆であれでもない、これでもないと事業を考えました。当初から出ていた案に沿って皆で組み立てていたのですが、急に展開が変わります。
当初から出ていた案では中心人物が分かりづらく、マネタイズの部分で回収が難しいため事業継続が難しいのでは?となり、ある男性を中心として事業を組み立てることになりました。そこから、皆のスイッチが入り積極性が一気に変わりました。それまでは学校のような雰囲気だったのですが、事業の輪郭が見え始めたところから皆の本音が出始め、感情も出てきます。
それからはとてもスピード感を持って事業が起こっていく様をみました。1~2週間で、事業が組み立てられることに驚いたのと同時に、みなさんが普段内に秘めているものがどんどん出て、目の前に課題や挑戦することがあると人の力ってものすごいパワーなのだなというのを体感しました。
そして、事業をやる予定がなかった人もここで事業の起こっていく様子に感化されていきます。起業というのは本当に誰でも始められて、1人の力というのは本当にすごいというのを発掘していくスクールは素晴らしいですし、そういう人たちの熱量によって街がどんどん面白くなっていくのだなと思いました。
私も今回学んだことを、飲食というものを起点に、街に貢献できること、地域に貢献できることを色々な人たちの力を借りて起こしたいと思います。