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【受講生インタビュー】ぼくらのリノスク冒険記

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自己紹介

1990年スーパーファミコンが発売されるちょっと前、ベルリンの壁が崩壊した後の魚座新月の日に生まれた田代起也と申します。
静岡市在住会社員でありながら、天狗がシンボル・天竜区春野町に引っ越す予定です。
妻、子ども2人の4人家族ですが、もうすぐ3人目の子が誕生します。
春野町に引っ越す予定というのは、2021年に古民家を思い切って購入し、現在セルフリノベ中のためです。完成してもしなくても遊びに来てくれると嬉しいです。場所は天狗村からすぐのところなのでよろしくお願いいたします。

色々なきっかけ

まず前提の天竜に移住することを決めたきっかけ
1 友人が天竜にUターンしたこと
2 山ノ舎で夜まで過ごした時間が最高だったこと
3 自然が気持ちよすぎること
4 ゼルダの伝説ブレスオブザワイルドのような広大な自然がそこにあったこと

よく聞かれますが、家族の反対はありませんでした。

 

次にリノスクに応募したきっかけ
1 移住した先で仕事しなきゃ!と考えていた
2 仕事するなら起業したい
3 お世話になった移住コーディネーターの井上さん、山ノ舎の中谷さんからお誘いがあったこと

このように、いくつもの偶然が重なったことと何故か今やらなければいけないと思い立ち、リノベーションスクールに参加させていただきました。
偶然というのは時に必然のように感じる時があります。

リノベーションスクール天竜コース

私が参加したコースは天竜コース。リノベーションスクール@浜松はまちなかコースが3グループ、天竜コースが1グループの計4グループで行いました。その中でも天竜コースは今年で2回目の開催。出来立てほやほやのコースです。なぜ天竜コースにしたのかは上記の通りで、天竜にゆかりがあったためです。

リノベーションスクールでは

 「対象物件に対して集まったグループで事業を提案する」

言葉にするのは簡単ですが、実際に行動することがこんなに難しいことなのかと実感しました。まちなかの物件はビル物件に対して、天竜の物件は一軒家。人の想いはメンバーの人数だけありますが物件は1つ。誰かが引いて誰かが推して、の小学校の話し合いで経験したことがあった誰かが諦めなければいけない結末があるのかな、と不安がよぎりました。
私は初めにテイクアウトのパン屋とかシャワーがあるゲストハウスとか自分にとってあったら良いなと思ったことを提案しました。ただ、やりたいことを各々伝えても一つにまとまるはずがありませんよね。簡単に行き詰まりました。太い幹のような軸がないので一つ一つのアイデアが繋がらないのです。

 

 『あなたでなければここでなければ今でなければ』

 『エリアをリノベーションする』

 

ユニットマスターのありがたいアドバイスによりリノスク魂を胸に刻み、改めてエリア散策やメンバーのスキルや過去から未来への展望を棚卸し。私たちの天竜グループができることを模索しました。自分は一体何者なのだろうか?メンバーみなに関わらず、リノスクメンバー全員が考えたことだと思います。

なんやかんやあって、オーガニック食品や洗剤・米などの量り売りをメインとした事業[ハカリヤ]にまとまりました。なんやかんやと濁した訳ではなくて、他のグループのプレゼンを聞いたり、各ユニットマスターの講演を拝聴したり、私自身の頭の中が目まぐるしく一喜一憂してあっという間だったからです。そのくらいリノスクは頭と心のトレーニングジムになりました。

また、事業を提案してもやる人いるの?という核心を突く質問に対して、当事者全員がハッとする瞬間があります。もちろん、私は手を挙げてやらさせていただきますと立候補しました(そのくらいのやる気と覚悟が大事)。

そして、ユニットマスター中谷さん、井上さん、市職員の田代さん、佐々木さんが適切なアドバイスやメンバーそれぞれのケアをしてくださり、本当に助かりました。メンバーだけでなくグループに携わってくれた方々全員が天竜グループのように感じて最高でした。改めてありがとうございました。

やってみて感じたこと

「いかに当事者意識を持つか、自分ごとにしていくかというのが大事。」
地域にダイブして意識を向ける。難しいけど面白いなと思いました。地方に行ったらダイブして感じてみたいなと思っています。

「熱い気持ちを伝えることの大切さが大事。」
その場にいた人ならわかると思いますが、初めて気持ちが伝わる瞬間というのを肌で感じました。私は熱い情熱を心に灯していますが、外に出すのが苦手というか、プレゼンの様子から、周囲からは冷静な人と見られていることと思います。プレゼンの時はカメラを向けられ自分の中ではテンションが上がっていました。本当です。気持ちを伝えること、自分にとってはもしかしたら、1番の収穫だったかもしれません。

「自分の得意なことが見つかる」
プレゼン資料をまとめたり、意見を集約して一つにしたり、これが一本の道になるのか?という壁が何回かありました。それでも色々な方のサポートもあり、うまく調和して乗り越えていくことができました。案外向いているのかな?なんて気付いたことでもあります。

そして これからのこと

これから本格的にリノベの計画や資金調達などをしていきます。春野の家もリノベしていきます。新たに子どもも生まれます。2022年はすでに予定がパンパンで、一人では乗り越えられないと感じています。人生をRPGだとしたら今年はハードモードです。天竜グループはこれからたくさんの人に色々なお願いをしていくと思いますがご協力の程、よろしくお願いいたします。

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