こちらの体験記をご覧いただきありがとうございます。
リノベーションスクール(以下リノスク)を通して得た学びや気づきを綴りたいと思います。
簡単に言うと、
面白い仲間たちに出会えたから、リノスクに参加できて良かった(*゚∀゚*)
っていう話です。
目次
【1】自己紹介
【2】リノスク3日間の学びと気づき
【3】11月のリノスクを終えて
【4】最後に
【1】自己紹介
1993年生まれ、リノスク参加時28歳の多趣味な会社員。とりわけキャンプとサーフィンが好きでして、海・湖・川・山、どれも楽しめる浜松ってアウトドア好きにはなかなか贅沢な街だと思っています。
地元と職場は浜松ですが、大学は横浜でした。Uターン就職を選んだのは、地元という小さなコミュニティで、顔の見える関係性を築きながら歳を重ねていくことに豊かさを感じていたからです。この価値観は大学時代にホームシェア※を実践する過程で、自治会の方と交流していくうちに得ました。
※ホームシェア:高齢世帯の一室を大学生が間借りする、互助を意識した下宿のような住まい方
このような経緯があって暮らし方や地域の面白いコトに興味があったので、リノスクに応募してみました。
【2】リノスク3日間の学びと気づき
リノスク1日目が始まると、同じグループのメンバーそれぞれの経験やスキルが面白くて、提案にそのまま活かせるコンテンツが揃ってました。雑貨、占い、寺子屋、カフェ、バー、レンタルスペースなどなど。でも、その寄せ集めだと五社神社近くの4階建のビル120㎡を活用するにはコンセプトが弱いし、ただの雑居ビルになってしまうので提案内容に行き詰まっていました。
転機は2日目の中間発表。
他のグループで発表した方の想いが、強く伝わってきて感動してしまいました。個人のリアルな想いがカタチになった、厚みのある提案に感じたのです。
そこから僕は、メンバーに対して深いところまで個々の想いを汲み取りきれてないんじゃないか、どこかで提案を綺麗にまとめようとしちゃってないだろうか、と気づいて提案のあり方を考え直しました。
メンバーに改めて問いかけをしながら、最も強い想いを持った人に寄り添った提案にしていこうと考えたのです。
議論を進めるうちに、これまでオンライン販売やイベント出典で商いをしてきた雑貨屋さんが「対面販売を行えるお店が欲しい」、とプレイヤーとして手を挙げてくれました。
それならきっと浜松には彼女のように対面販売をしたい作家さんがたくさんいるはずだから、その人たちが各自の世界観にリノベして一定期間展示・販売できるようなレンタルスペースがあったらいいんじゃないか、というアイデアが生まれました。
さらには、作家を集めてビル1棟を丸ごと使った展示販売イベントをやって、ビル自体を広告塔にしちゃおうか、という提案に発展しました。
3日目の発表は無事に終えましたが問題はそのあと。
担当講師の講評が僕らの琴線に触れてしまって、メンバーの大半は感動で顔がくしゃくしゃになってたり、目に光るものが溜まってたり、ちょっと大変でした(笑)
きっと3日間やりきったからだと思います。
【3】11月のリノスクを終えて
提案した通り、翌年3月にイベントやろう!という話になりまして。12月からJIBという団体名で動き始めることができました。こんなにも早く始められたのは、パブリックマインドがとても高いビルオーナーや、プレイヤーである雑貨屋さんと巡り会えたからで、非常に幸運なことだと思います。
1月には職人をビルに呼んで、壁の塗装や壁紙の張り替えを学ぶワークショップを開催しました。参加してくれたビルオーナーや他のリノスク関係者にも喜んでもらえたのが嬉しかったです。ワークショップ開催は僕の功績ではありませんが、このような非日常に携われること自体が、リノスクの副産物だと思います。
この記事を書いてる2月時点では、無事に3月のイベントを開催できるか不安でいっぱいですが
きっと、この仲間なら乗り換えられると思います。イベントを終えた後も、このビルが面白い場所に、エリアにとって良い波及効果が生まれる場所に育てていけたらと思います。
▲ビル3階を塗装
▲ビル4階の壁紙を貼り替える
【4】最後に
最後まで読んでいただきありがとうございます。
この体験記を読んでくださった方が、リノスクにさらに興味を持ってもらえたら嬉しいです。
リノスクを通して、きっと面白い友達や、仲間、面白いことに出会う機会が増えると思いますよ(о´∀`о)