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【受講生インタビュー】夢の中で彷徨う3日間

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自己紹介
中高生を対象とした会員制有料自習室 「スタディグレイス」を運営している川合と申します。浜松で生まれ育ち、東京学芸大学教育学部を卒業後、浜松市に戻ってきました。私立中高一貫校に教員として19年勤めた経験を生かし、現在の事業を営んでおります。

参加動機
街中で開業して1年が経ち、軌道に乗り始めたところで、視野を広げるために応募させて頂きました。

提案内容
谷島屋ビルを地域の方が混じり合う場にするべく「1階:八百屋、2階:預かり保育付きリトミック・癒しの空間、3階:大人の自習室」をユニットで提案しました。私は、「文化の扉、知識の窓を押し開き、教育文化商品の販売を通じて地域社会の向上に寄与する」という谷島屋の理念に共感し、「上質な学びの場の提供を通じて地域社会に貢献したい」と考え、学習場所に特化した大人の自習室を提案させていただきました。

スクール中の心の動き
自分自身が実現可能かを判断してしまうところがあり、メンバーの提案に対して、そのような夢みたいなことが、上手くいくはずはないという気持ちが先行してしまったのが前半でした。後半は、対象物件を中心に地域や人などとのつながりを考え、メンバーの想いが具現化できるようにと変わっていきました。リノベーションスクール中の3日間を含む2週間は、夢の中にいる感じでした。夢から醒めた今は、事業として実現できるか、不安の中に楽しみがある感じです。3日間で考えた提案なので、今後のブラッシュアップは必須です。また、「事業として動かす=お金が動く」ですから、リスクと責任がついてきます。今後はより綿密な計画を立て、メンバー同士で自信をつけ、事業を進めるか否かを決断していく段階に入っていきます。

学び
自分は現状でやれるかどうかにこだわり、ゴールを意識し過ぎていると感じました。うまくいかないだろうと否定するのは、例示して比較的言語化しやすいものです。しかし、うまくいくのではないかというのは、言語で説明ができるものではなく感覚的なものになってしまうのかなと思いました。その感覚的なものをデータや市場調査などで裏付けしつつ形を整えていくことで、事業のスタートに近づいていくことを学べた気がします。

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