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空き家・空き床等の活用をお考えの方へ ~アドバイザー制度のご案内~

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浜松市は、「ほしい暮らしは自分で作る!」をコンセプトに、今あるものを新しい使い方をしてまちを変えていく「リノベーションまちづくり」に取り組んでいます。

市民の皆さんが、よりリノベーション事業に取り組みやすくするため、新たに「アドバイザー制度」を創設しました!

アドバイザー制度って?

アドバイザー制度とは、アドバイザーから空き家等の活用に関する助言を受けられる制度です。

 

空き家を使ってリノベーション事業をしたいけど、どうやって行えばいいか分からない…

所有している空き家リノベーション事業に使ってほしいけど、どうしたら良いか分からない…

そんな方にぜひ利用していただきたい制度です!

応募から終了までの流れ

1.申し込みをします(申請者)

提出書類

アドバイザー派遣依頼書

対象となる建築物の不動産登記簿謄本又は固定資産税納税通知書の写し

対象となる空き家等の現況写真

2.アドバイザーの派遣を決定します(市)

3アドバイザー派遣を受けます(申請者)

4派遣終了後、アドバイザー派遣実績報告書を提出します(申請者)

その他資料

浜松市リノベーション事業に関するアドバイザー派遣運用要綱

アドバイザー派遣変更届出書

概要

派遣対象者

派遣対象者は、次に掲げるもののうち、いずれかに該当するものす。

・市中心部に存する空き家、空き床等の有効活用を図るリノベーション事業を行うもの

・市中心部に存する空き家、空き床等を所有又は管理し、有効活用を図るリノベーション事業を行うものに貸し出す意思のあるもの

派遣の期間・回数 申請年度内に2回(1回につき3時間)を限度とします。
派遣費用 派遣に係る講師謝礼は市が負担します。
申込方法

アドバイザー派遣依頼書の提出が必要です。

(添付書類:対象となる建築物の不動産登記簿謄本又は固定資産税納税通知書の写し、対象となる空き家等の現状写真)

派遣終了時には、アドバイザー派遣実績報告書を提出して下さい。

 

アドバイザー(50音順)

 

・大端 将 Sho Ohata

株式会社 thinx  代表取締役

みかやわ|コトバコ 管理人

1985 年千葉県船橋市生まれ。幼少期より浜松で過ごし、都市圏の大学に進学。卒業後、浜松に U ターン就職。前職の出版社では一貫して住宅メディア制作に携わっていたが、現在の住宅業界のあり方に疑問を抱き 2019 年独立。現在は優良な家づくりをしている地域工務店の広報活動支援のほか、第 6 回リノベーションスクールで出会った物件を「みかわや|コトバコ」として再生。建物の管理人を務める。

自分自身も、リノベーションまちづくりを通じて「ほしい暮らし」に近づこうとしているプレイヤーのひとりです。管理している「みかわやコトバコ」の開店までのフローも参考にしていただけるかもしれませんし、そこに至るまでの試行錯誤についてもお伝えできることがありそうです。
事業創出において大事なのは、「なぜ自分がそれを行いたいのか」というハートの部分と、そこに到達するための冷静なプランです。そのあたりでつまづいているようでしたら、お役に立てることもあるかと思いますのでご相談ください。
住宅業界が長いのである程度の建築関連知識はありますが、躯体や設計のご相談は私ではなく本業の方にされるのがおすすめです。


・亀井 暁子
 Akiko Kamei

 

静岡文化芸術大学デザイン学部デザイン学科 建築・環境領域 教授

スタジオRICCA一級建築士事務所主宰、一級建築士、博士(工学)

前職では、設計事務所にて学校や公共施設等の設計や改修に携わる。現在は、実践的設計教育・調査研究を行うと共に設計活動を行う。スケルトンリノベーションの設計・監理を商業、リゾート、住宅等について小空間一室から施設全体まで行ってきた経験を持つ。学生を交えた企業とのコラボや、まちのにぎわいづくりや景観づくりの観点からのリノベーションにも取り組む。

プロジェクトに応じてチーム体制や計画手法など柔軟に検討しますので、まずはご相談下さい。

 

白坂 隆之介 Ryunosuke Shirasaka

 ㈱リージョン・スタディーズ代表取締役・一級建築士

ヤドカリプロジェクト™ ファウンダー

静岡文化芸術大学 非常勤講師

浜松市出身。建築家。シーラカンスK&Hで学校等の設計を担当した後、2016年に独立し、Uターン。木造空き家を購入し、長寿命化改修して自宅兼設計事務所として使ったのち転売、次の空き家を改修…を繰り返す「ヤドカリプロジェクト」を始動し、ビジネスコンテスト最優秀賞を受賞。まちなかの空き家再生と地域の価値向上に取り組む。

本業である建築のデザインや工事監理に留まらず、空き家・空き物件探しから、建物の調査や評価、価格交渉、資金調達など、「ヤドカリプロジェクト」で培ったノウハウを活かした総合的なアドバイスをすることができます。眠れる財産である空き家を活用し、豊かで楽しい暮らしを実現しましょう。

 

鈴木 友美子 Yumiko Suzuki

 一級建築士事務所 エルデコール 代表

株式会社 浜松家守舎CON 代表取締役

設計事務所の傍ら、浜松駅南エリアのリノベーションに取り組む。

4回リノベーションスクールを受講後、㈱浜松家守舎CONを設立。スクールの対象となった浜松サザンクロス商店街にある空き物件を、人々が交流する場や事務所としてリノベーションした。また、第2日曜日に、こだわりの食と暮らしの品を集めたマーケット「浜松サザンクロスほしの市」を開催し、浜松サザンクロス商店街の活性化につなげ、エリア全体の価値を向上させている。

何をしたら人の流れを作る事ができるのかというテーマを元にマーケットを運営しています。そして継続する事の大切さも日々感じています。まちづくりを難しく考えずに、どうしたら自分がワクワクできるのか、楽しめるのか、という目線で一緒に考えていきましょう。

 

・高林 健太 Kenta Takabayashi

合同会社ATLAS /株式会社HACK  代表

1984 年浜松市生まれ。千葉大学大学院工学研究科建築・都市科学専攻博士前期課程修了。
森ビル㈱ で都市開発やタウンマネジメン トを経験後、2017 年 U ターンし、丸八不動産㈱にて主に中心市街地活性化事業に携わる。 2021 年独立し、合同会社 ATLAS、株式会社HACK 設立。浜松中心部と天竜二俣をフィールドとしたエリアリノベーションに取り組んでいる。2022 年度から、株式会社 HACK にて浜松駅前の「新川モール」指定管理を受託予定。天竜二俣では、山ノ舎代表中谷氏と「ニューコモン商会」というユニットを組み、主にクローバー通り商店街の活性化に向けた活動を実践している。主な実績として、クラフトビールブルーパブ「Octagon Brewing」立上げ、シェア屋台スペース「肴町 Little」企画・運営、「浜松クラフトビールフェス」企画、リノベーションスクール浜松(企業版)にて「長坂養蜂場・はちみつスイーツアトリエ」、「DEXI 板屋」誘致等。

エリアリノベーションの考えに基づく、プロジェクトデザイン・マネジメントが専門分野です。あなたの想いややりたいことを、コンセプト決めや物件探し、建築設計、事業計画、工程スケジュールへの落とし込み、実現に向けてお手伝いします。ぜひ気軽にご相談ください。

 

中谷 明史 Akihito Nakatani

 山ノ舎代表

1990 年浜松市生まれ。2012 年「東京R 不動産」へ参加。2015 年、活動拠点を故郷である浜松市天竜区に移し「kissa 山ノ舎」をオープン。現在は飲食店経営の傍ら、浜松市と連携し「天竜トライアルオフィス」の運営や、旅行業「山ノ舎旅社」の経営、アクティビティ紹介サイト「uraniwa」の運営、無人駅の駅舎を改装した一日一組限定のホテル「駅舎ホテルINN MY LIFE」の経営などを行っている。

主にリノベーションを含めた起業に対してのアドバイス、中山間地域(浜松の山の方)での事業に対してのアドバイスが得意です。

起業に関しては(私自身もそうでしたが)何が分からないのか分からないから、初めの一歩が踏み出せない、なんて状況の方もいらっしゃるのではないでしょうか?

自分が今まで事業をやってきて、うまくいったこと、失敗したこと、いろんな実体験を通して、初めの一歩を踏み出す方のお手伝いができればと思います。

壁打ち役でもなんでも大丈夫ですので、気軽にお声がけ下さいね。

また、メインで活動しているのは天竜区なので、山で何か始めるときにご相談いただいて損はないかなと思います。特に二俣エリアは得意なので、是非ご活用下さい。

 

日内地  Yuzuru Hinaiji

 APARTMENT STORE 代表

高校卒業後、家具職人を志し上京。その後アパレル、長野でホテル&ブライダルなどの接客業を経て、2004年(25歳)に浜松でアンティーク家具店「アパートメントストア」をオープン。2009年にミニビルを購入。夫婦2人で4ヶ月かけ改装し「喫茶ロビー」も併設し、移転オープン。その後、家具販売から店舗の空間設計デザイン事業に移行。2019年に喫茶ロビーから「喫茶みちくさ」にリニューアルオープンし、現在は店舗デザインと喫茶店をメインに活動中。

現在、コロナの影響で、中心街の大型のチェーン店などは、撤退している状況です。

今、空き店舗が目立つ状況ですが、逆を言えば、新しいお店を出したい人には、魅力的な空き店舗を選べますし、チャンスだと思います。

ですが、何年かすればコロナも落ち着き、また飲屋街に戻っていくと思います。

大家さん的には、店舗の入居が決まれば良いと思いますが、そのような中心街で本当に良いのか?

「中心街の未来ビジョン」について、1度このタイミングで考えることも良いかと思います。中心街から人が減っている根本的な原因から考えなければ、「中心街衰退」の構造は、この先も変わらず、衰退していくと思います。

物はネットで変えるし、飲食店も郊外に駐車場付きである。

このような状況で、中心街にわざわざ来る目的は、本当に少ない。

中心街全体を、マーケティングし、どのようなターゲットの人が多く利用し、更にどのターゲットの人が見込まれるか?を検討し、新しいビジョンを作り、戦略を練る必要があると思います。

郊外ではできない「中心街ならではの町づくり」を本気で考えるタイミングが来たと思います。

 

古橋 啓稔 Hirotoshi Furuhashi

 株式会社スズヒロ 代表取締役

世界屈指の国内最大級アパレルメーカーに入社し首都圏店長職・商品企画等を担当した後、浜松市へUターン。不動産の管理業を経験し、仲介業を手掛ける株式会社スズヒロの代表取締役に就任する。

また、リノベーションによる物件の付加価値化に着目し住まいのセレクトサイト「365LIFE」を運営。不動産の売買や賃貸の仲介、リノベーションサービスを提供している。浜松市主催のリノベーションスクールにも深く関わり参加だけでなくユニットマスターやアドバイザーを務める。

 

干場 弓子 Yumiko Hoshiba

 干場弓子建築企画 代表

2003年千葉大学大学院自然科学研究科デザイン科学専攻博士前期課程修了。同年、設計組織ADH 入所。2010年からは建築家・デザイナーのユニット「studio BO5」を共同主宰。東京理科大学非常勤講師、明治大学非常勤講師を旧任。2020年、干場弓子建築計画を設立し、現在に至る。まち・環境・ひとの媒体となる建築を通して『それぞれの居場所』をつくることを設計の信条としている。

HP: http://www.hoshiba-archi.com

DSA空間デザイン賞2012入賞

JIA神奈川2019デザインアワード審査員特別賞

中心市街地の活性に向けては、郊外型の商業施設にはない魅力の創出が必要であると考えています。

そういった魅力を創出するには、『ここにしかない体験』を作り出していくことだと考えています。そのために必要なのは、建築へのアプローチだけでなく、関係する人づくり、SNS 等を利用した発信力、資金調達なども含めた総合的な力です。

これまで設計した地域に開くコミュニティー型集合住宅などの経験をもとに、それぞれの状況に合わせたアドバイスを行っていきます。気軽にご相談下さい。

 

・山本 恵理 Eri Yamamoto

かもめの珈琲屋さん 代表

浜松生まれ浜松市在住。京都へ進学後コーヒー屋になるため U C C フードサービスシステムズ(株)へ就職。全国転勤を経て開業を目的に 28 歳の時に浜松へ U ターン。企業に勤めながら浜松磐田信用金庫創業スクールや 2018 年浜松リノベーションスクールに参加し、2020 年かもめの珈琲屋さんを始動。
現在は、天竜浜名湖鉄道(株)の有形文化財である駅舎を活用した週末 coffee stand を実施しながら地域に根差したローカルサービスの追求と共に、coffee を通したコミュニケーションの場と人作りを目指し「浜松 fika」の創造に取り組んでいる。

コトを起こすことの1歩は小さくてもいいです。
まずはやってみる!自分がしたい事を今の自分のままでいいからまずは自分の感覚を信じてやってみる。そこからまた次へ次へと考え動いていくと自然と気が付いたら形になってきたって事も多いです。私自身が本当にそんな感じでした。
以前の私みたいに、一歩踏み出すことに迷っていたり何からやればいいのか分からなくなった時、しっかり自分の想いを考えたい時、誰かに話したいとき(相談とかでなくてもいいです。)
壁打ちの相手としてお話を聞かせて頂きながら、最初の一歩とその先のあなたの未来を一緒に考えていきたいと思います。
まちを動かし文化や時代を創るのは、いつだってそこに関わる人達でした。そんな人を私たちの仲間を、この地元浜松で増やしていきたいと思っています!お気軽にお声掛けください。

 

お問合せ先

 浜松市産業振興課リノベーション推進グループ

 お問合せフォーム

TEL0534572096

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