令和最初のリノベーションスクール＠浜松を11月に開催しました。
受講生の皆さんがユニットマスターとともに3日間で事業プランを考え、公開プレゼンテーションを行いました！
本日はユニットBの提案をご紹介します。
～やらまいか！！共育Project～
対象物件は五社神社近辺のエリアにある元住宅。
使われなくなった後もオーナーさんが大切に手入れをしてきた物件です。
このエリアは以前浜松市役所が仮設されたり、市民会館があったりと、浜松市の中心部としての機能を担ってきました。
現在は市の中心部から近いものの、閑静な居住エリアとなっている一方で、マンション開発などが進行し、今まさに変化の時を迎えているエリアです。
初日にユニットメンバーでエリアを歩き、周囲にあるお店などで聞き込み調査を行いました。また物件オーナーさんから物件に対する想いや、エリアの歴史などのお話を伺いました。
そしてユニットワーク！
金曜日に初めてあったメンバーということもあり、最初はお互い遠慮もある様子。しかし、ライブアクトやユニットワークを重ねるたびに、徐々にそれぞれの「想い」が現れてきました。
そしてその想いを一つの形にまとめたのが～やらまいか！！共育Project～です。
シングルペアレントとしてお子さんを育ててきた受講生の夢、「浜松を日本一子育てのしやすいまちにする」・「シングルペアレントのためのシェアハウスを作る」の実現に向けて事業を行っていきます。
子育てに忙しく、自分自身と向き合う時間が取れない人たちのため、ありのままの自分でいられる空間を用意。同じ想いを持つ人が集まることで、仲間が生まれ孤独から解放され、その人の持つ「強さ」が現れてきます。
この空間のキーワードは「大人も楽しく、子どもも楽しく」。座談会やワークショップ、講演会などを開催していきます。
そして、子育て世代はもちろん、世代を超えたすべての人々に共育の種を植え、浜松を日本一子育てしやすい街にしていきます。
このエリアは、子育て・子守の神社でもある五社神社や公園があるだけでなく、以前は児童会館があるなど、子育てと縁の深い場所でした。ある意味必然だったのかもしれません。
これからこのプロジェクトがどのように始まっていくのかとても楽しみです。
