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「リノベーションスクール@浜松」のあゆみ ―第2回リノベーションスクール@浜松―

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前回に引き続き、2015年7月3日から5日にかけて行われた第2回リノベーションスクール@浜松で提案されたプランをご紹介します。

はママつ

UnitA(小林ビル3階部分)

浜松の中心部・肴町通と有楽街をつなぐ通りに面した5階建てのビル。2階部分を覆うひし形の面格子が目を引く建物です。

こちらに対して提案されたプランは、アトリエ・レンタル展示販売スペース及びワークスペースを兼ねた空間にリノベーションし、女性を中心としたハンドメイド作家と出会える場所にするものでした。

展示販売だけでなく、ワークショップやマルシェを開催するなどして、まちなかで女性が元気になれる場所をつくり、街を元気にしていくプランでした。

また、建物のリノベーション自体もワークショップ形式で行い、作る楽しみと参加者のスキルアップをはかろうとの提案でした。

まちなかのGreenProject

UnitB(KJスクエアビル1F)

駅前の喧騒から少し離れた場所にあるビル。しかし周囲には新しい文化の兆しが感じられるエリアです。

ビルにはJAZZバーや音楽スタジオなどが入り文化的な側面が強いため、このエリアを浜松の文化的なエリアとしてブランディングし「Green Room Coffee」というカフェをオープンするプランを作り上げました。

オープンスペースの活用も含め、ビルを利用する人はもちろんまちの人や近くにいるクリエイターの人にも「まちの楽屋」として利用してもらうプランでした。

その後検討を進めた結果、オーナーが隠れ家的居酒屋「幸村」を誘致。2016年12月にオープンしました。

Project風と光と

UnitC(山彦ビル3・4階)

肴町の入り口にそびえたつ共同建築ビルの3階4階が対象。対象物件は対象面積も広く、人通りの多い道路に面した建物です。共同建築ビルは壁や屋根を共用しており、修繕や建て替えにあたり、共有者間の同意が必要であるため、スムーズに進まないことが全国的に課題となっています。

この物件には学生向けシェアハウス兼ワークスペースとしてのリノベーションプランが提案されました。

4階は学生向けシェアハウス「山彦荘」として活用。居室は入居者がデザイン・施工して自分の居場所を作ることができるようにしました。また水回りを共有リビング部分に集中させることでコストを抑えるアイデアも。屋上は入居者のフリースペースとして活用する計画でした。

そして3階はまちとつながる場所として、ワークスペースを貸し出し、ギャラリーやトークイベントなどを行う計画でした。

第1回リノベーションスクール@浜松の提案プランはこちら

リノベプロジェクトについてはこちら 

受講したみなさんの体験談のまとめページはこちらから

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