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「リノベーションスクール@浜松」のあゆみ -第1回リノベーションスクール@浜松-

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平成30年度で第6回を迎えたリノベーションスクール@浜松。

そのまま実現した案件やスクール後検討を重ね形を変えて実現した案件などいろいろなものがありますが、

スクールで検討し、提案したプランはどれも魅力的なアイデアが詰まっています。

考え方や気づきを皆さまと共有できたらと思い、スクール当時の提案内容をご紹介していきます。

SAKANA MACHI GARAGE

UnitA(肴町ウィステリアピーク駐車場)

対象物件は、肴町通り、背割道路の両方に面した平面駐車場。

浜松の中心市街地では、古い建物を取り壊した後の土地利用として投資回収が見込める平面駐車場が増えています。しかし、まちの魅力を上げていくため、このような現状を変えようと、リノベーションスクールの対象物件となりました。

立地が良いにも関わらず、背割道路沿いには空き家が多く存在していることに着目し、「ウラをオモテに」をコンセプトに、ウラである背割道路とオモテである肴町通りをつなぐリノベ基地が提案されました。

リノベ基地にはコンテナを置き、情報発信の場やワークスペース、イベント広場として整備。若者の活動の場、人々の憩いの場とし、その基地を拠点に路地や周辺の空き家が変わっていくという未来を描きました。

YADO FUJIOKA

UnitB(不二丘2F)

 

対象物件はジャズバーの2階。古くから割烹料理店として使われていた歴史のある、畳敷きで趣のある部屋です。また、1階ではオーナーが好きな音楽を流せるジャズバーを営業しています。

物件は有楽街や肴町通りに近く、浜松の街中エリアを楽しむには絶好の立地。また、まちのコンテンツを開拓し、翌朝どこかへ出かけるにも便利です。旅行者、外国人、地元の人、多様な利用者層が見込めると考え、宿にリノベーションする提案がされました。

スクール後、ユニットメンバー及びオーナーが検討を重ねた結果、オーナー自らがレンタルスペースとして使用することを決定し、現在は、趣のある空間はそのままに、自由な活動が行える場となっています。

BLUE MOUNTAIN SAKANAMACHI GATE             __~肴町で暮らすための入り口~

UnitC(青山ビル2F)

対象物件は、肴町通りの入り口に位置するビルの2階。

「まちに居場所がない」ことに問題意識を感じていた受講生たち。そんな中でも、若いクリエイターが空き物件を活用してイベントを開催するなど、変化の兆しも見受けられることから、もっとまちで活動したり、人とつながったりできる場所を作りたいと考えました。

スクールでは、物件をコミュニティ会員専用のシェアリビングとイベント会員用の参加者だれもが使えるイベントスペースにリノベーションし、この場所を働いて遊んで暮らすことへの入り口にすることを提案。まず、ラウンジやパーティスペース、卓球会場、ライブ会場…様々なアイデアを試した上で方向性を決定し、将来的には、空きテナントの活用手法として周囲に広げ、エリアに居場所が増えていくという未来を描きました。

スクール後、オーナー自らがスタジオやレンタルスペースとして使用しています。

 

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