自己紹介
浜松市中区出身の34歳、中根健一です。地元の高校を卒業後、広島→東京→大阪で12年過ごした後、4年前にUターン。理由は、浜松が大好きで、いつか戻ってきて地元で暮らしながら仕事をしたいと思っていたからです。
現在は小さい頃から住み慣れた中区に居を構え、妻と娘2人の4人で暮らしています。
参加動機
現在、工務店を営んでいます。1年半程前に、独立することをきっかけに知人と話をしていたところ、リノベーションスクールの存在を教えてもらいました。タイミングがよく第9回リノベーションスクール公開プレゼンの1週間前でしたので、当日発表を聞きに行くことにしました。
第9回リノベーションスクール公開プレゼン時の様子
ここで気付いたことは、「浜松にはこんなに熱い想いを持った人たちがたくさんいるんだ!」ということでした。わたしは元々、熱い想いを持った人と一緒にいること、仕事をすることが好きなんです。
この頃から少しずつ自分の中で「何かをやってみたい」「何かを見つけてみたい」と思うようになりました。その「何か」はスクールが始まるまで全く想像できませんでしたが、それでいいのだと今でも思っています。
天竜コースを選んだ理由
今回のリノベーションスクールは、まちなかコースが3グループ、天竜コースが1グループ、計4グループがありました。私が住む中区の自宅からまちなかまでは車で10分程、天竜までは45分程かかります。そんな私がなぜ天竜コースを選択したのか・・・?
理由はシンプルで「古民家や古い町並み、そしてその素材感が好きだから」
天竜コースの方が今の自分に適した場所だと直感的に感じたからです。
今回の天竜コース対象物件となった、築70年超えの古民家
自分を発掘するということ
このリノベーションスクールでは、どんな計画や発表ができたかということよりも、実際に参加してみることで「どんな自分を発掘できたのか」ということに重要性を感じました。
そんな私がスクールを通してどんな流れで自分を発掘していったのか、ダイジェスト版で少しだけご紹介したいと思います。
1日目、町歩きの様子。たくさんの古民家や空き家を見て回りました。
早速意見を出し合うところからスタート。1人では絶対に出てこない案もポンポン出てきます。
とにかく書き出してみましたが、ここで1日目が終了。
1週間が経過して2日目がスタート。一気に加速して動き出す事業計画案。このあたりは得意分野なのだと改めて再認識出来ました。
3日目、少し行き詰まりメンバー全員で船明ダムへ外出してみることにしました。
阿多古川にも訪れました。自分たちのやりたいことって何だっけ?今振り返ると、初心に立ち返ってみるとても有意義な時間でした。自然のチカラは偉大ですね。
「何か」は見つかったのか?
参加動機でもあった「何か」とはなんだったのか?
自分の中で、それは「人」だという結論に至りました。
参加するメンバー、講師陣、運営の方々、町歩きで出会った地域の人々。町は「人」で構成されており、そもそもその「人」に魅力があるということ。「人」や「仲間」がいなければ、自分の「何かをやってみたい」と思う気持ちが決して前に進むことはなかったと思うのです。
個人事業主、サラリーマン、学生と個性派揃いの仲間たち
今後リノベーションスクールに参加される方へのメッセージ
モヤモヤとしている方、参加した方がいいです。
やる気・熱意がある方、もちろん参加した方がいいです。
私自身、参加したことは大正解でしたし、「人」として一歩前進できた気がしています。何より温かなメンバーに囲まれ、人に「頼る」ということを覚えました。自分ひとりでもがくよりも仲間と乗り越えていくことはとても楽しい時間だと知ることが出来ました。
最後に
素晴らしい「仲間」たちに恵まれたおかげで、リノベーションスクールが終了してからも事業化に向けた打合せが続いています。
私たちが選んだ道は、一個人で頑張るのではなく、チームで一歩を踏み出すこと。
いきなり大きな事を始める必要はありません。今の生活や仕事(本業)も無理なく続けながら少しずつチャレンジしていく、こんなカタチがあってもいいのではないでしょうか?
そんな可能性を私たちの手で切り開いていければ最高だなと思います。
今回巡り会えた仲間には感謝しかありません。最後に一言だけ。
「ありがとう!!」