メルマガ登録
MAGAZINE
HOME > blog > 【リノスク体験記】リノスクは動きだすきっかけのひとつ

【リノスク体験記】リノスクは動きだすきっかけのひとつ

facebook
twitter

参加したきっかけ

浜松でリノベーションスクールが開催されていることは以前からなんとなく知っていました。自分自身が陶芸家として作家活動をしている中で、自分ひとりのアトリエではなく、場所づくり をしてみたいと思ったのが今回応募したきっかけです。

1日目、エリア探索

リノベーションスクールに参加できることになり、ドキドキしながら初日を迎えました。

初日には今回の対象物件と、自分がどの物件のユニットになるかが発表されます。私はシネマイーラ向かい、元飲食店の物件をリノベーションするユニットBチームに配属されました。

日は物件周辺のエリア探索をしたり、自己紹介、参加したきっかけ、スクールでをしたいかなどを話したり、という感じでした。



まとまらない2日目

2日目からいよいよ本格的にリノベーションスクールが始まります。各ユニットマスターのライブアクト(経歴紹介を含む授業のようなもの)を挟みながら、対象物件をどうリノベーションさせ、どんな事業をしたいかをユニットで話し合っていきます。

私が入っていたユニットBには、お花のアトリエを新しく探している人、自分の住む家を街中で探している人、こども食堂を開きたい人、ワインのお店を開きたい人、とさまざまな思いを持って参加した人が集まっており、この物件には何が一番ふさわしいのか、誰がメインとなって動いていくことにするのか、といった部分が決まるまでにとても時間がかかりました。

2日目の最後にはプレゼンをしなくてはいけないのですが、他のチームはある程度まとまったプレゼンをしている中、私たちのチームはぼんやりとしたアイデアしか出せないままでした。



動き出した3日目

どこに着地するか全く想像もできないまま迎えた3日目、2日目の話し合いの中でワインがあの場所に一番合いそうだという印象をみんなが持っていたのですが、本人がまだ自分がメインとなって動かしていくことを決めかねている様子でした。

それをユニットマスターの白坂さんと杉田さんが丁寧にヒアリングして不安を解消する手立てを説明してくれたことで、本人の中でもやってみようという気持ちが強くなっていき、だんだんと方向性が決まって動き出していきました。スタートダッシュは遅かったですが、一度定まればそこからは早く、プレゼンに向けて分担して作業を進めていきました。

想いのつまった4日目

今回の日程は3日目から4日目までに1週間の余裕がありました。その間にもZOOMで話し合いをしたり、プレゼン資料をまとめたり、アンケートを作成したりと各自できることを進めていきました。4日目の朝に仮の最終プレゼン資料が出来上がったとき、私はページをめくりながら感動でもう少しで泣きそうでした。

プレゼンで大切なのは説得力を持たせること、魅力的に見せること。正直、今後実際に事業が動き出したときに、プレゼン通りの中身になるかどうかは誰にも分からない状態ですオーナーさんとの話し合いも必要ですし、現実的な部分を詰めていくには4日間ではとても足りません。私たちチームはプレゼンはあくまで通過点として、今できる範囲での最高の提案をするんだ!!という共通の認識を持って臨みました。

結果としてプレゼンはメンバー全員が自画自賛できるほど。こうして、大満足のリノベーションスクールは終わりました。




▼公開プレゼンテーションの動画はこちらから

その後、ここで繋がった出会い

リノベーションスクールは終わっても、事業として動かしていくためにはここからが重要になってきます。結論から言うと、我々のチーム対象物件での事業計画は立ち消えとなってしまいました。

ですが、もともと個性豊かなメンバーがそろっていたユニットだったので、メンバー同士の交流は今でも続いています。

最初は、何ができるんだろう、何か始まるといいなと漠然とした期待を持ちながら参加したリノベーションスクールひとりでは得られなかった経験をたくさんすることができ、参加して良かったと心から思います。

浜松の街にはまだまだ問題が山積みですが、嘆くばかりではなく、リノベーションスクールのように自分自身が楽しみながら解決する方法を探っていくこれからも生まれ育ったまち浜松がもっともっと楽しいまちになっていくように関わり続けていきたいと思いました!!

facebookでシェア!