「新しい活動のはじめ方」をテーマに
7月26日、エニシアで開催した「第2回リノベーションまちづくりトーク」。
今回は、岡田恵実さんと日内地謙さんをゲストスピーカーにお招きし、
お2人にお話いただきました。
浜松のインキュベーション施設『HI-Cube』を立ち上げ、
現在は中小企業基盤整備機構TIP*S担当として
起業家に学びと実践の場を提供されている岡田恵実さん。
ご自分の役割を「‟自ら決断し、一歩進む人”を育てる仕事」という言葉で表現し、
‟自ら決断し、一歩進む人”とは、
‟アクションを起こしたいという気持ちを持っている人”と話されていました。
そして、その気持ちの最初のスタートは
好きなことや興味のあることを大切にすることから始まると岡田さんは言います。
「何を始めたらいいかわからない」、
「自分が何をしたいのかわからない」という人は自分が感じている
問題や違和感に耳を傾けることで見えてくるそうです。
具体的な方法として紹介してくださったのが
この3つ。
①主語を「わたし」で考える。
自分が大切にしている価値観を考えよう。
②今までのマイストーリーを作る。
・楽しかったこと
・印象に残っていること
・問題や違和感
その時になにを感じ、何を考えたのかまで考え、人に話してみよう。
③「What(何を)」「Why(なぜ)」「Who(誰の)」の
キーワードで考える。
本当ハッピーにしたいのは誰なのか?具体的に考えてみよう。
『自分が作りたい世界は何なのか』
その世界になれる、
その世界の実現を信じているということを
人に伝えることが
《第一歩》だと話してくださいました。
また、
「自分だけで頑張るのではなく、
人と繋がり支え合うことを大切にすること。
対話と出会いでその先が変わっていく」
「私、活動、社会、その3つが繋がっていることが大事。
繋がっていないと‟私”が疲弊してしまう。
繋がっていることが、続けるモチベーションになる」
といった、活動を続けていくヒントについても
語ってくださり、参加くださった皆さまは
熱心に耳を傾けていました。
「何かやってみたい」という漠然とした想いはありながらも
自分が本当に何がしたいのかわからないと感じている人も多いはず。
自分の心と向き合い、マイストーリーを洗い出すことで
漠然としたイメージが明確になりそうですね。
もう1人のトークゲスト、
日内地謙さんのお話の報告レポートは《後編》に続きます。
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【イベントDATA】
『リノベーションシンポジウム@はままつ』
◆日時/平成30年9月5日(水曜日)19時00分~
◆場所/浜松市ギャラリーモール“ソラモ”
◆定員/100名(先着順)
◆料金/無料
◆トークゲスト/株式会社三河家守舎 山田高広さん
◆お問合わせ先/浜松市市街地整備課 TEL 053-457-2342
◆主催/浜松市
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