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市来広一郎さん登壇!リノベーションシンポジウム@はままつを開催しました!

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9月25日、浜松市ギャラリーモール「ソラモ」にて、リノベーションシンポジウム@はままつを開催しました!

 

昨今の状況の中、会場に足をお運びくださった皆さま、オンライン配信にてご視聴くださった皆さま、ありがとうございます。

 

今回ゲストスピーカーにお招きしたのは、株式会社machimori代表取締役の市来広一郎(いちき こういちろう)さん。熱海にUターンしてまちづくりに取り組むようにになり、「CAFÉ RoCA」や「ゲストハウスマルヤ」など、数々のプロジェクトを実施されています。

"100年後も豊かな暮らしができるまちをつくる" 

市来さんの活動や想いについてお聞きしました。

 

市来さんが熱海で活動を始めたきっかけは、20年ほど前、熱海のまちが数年で寂れていく様子を目の当たりにして、なんとかしたいと思っていたこと。熱海には何もない、と自虐的なまちの人たちを見てもったいないと思ったといいます。

 

高齢化率や空き家率が全国的に見ても高いことから、観光業を盛り上げるだけでは課題の本当の解決にはならない、地元の人の満足度を上げることこそ必要だと考えました。そこで、地元の人たちがまちを楽しむためのイベント「おんたま」を実施したことから、地元の人の変化に繋がっていきます。

 

その後、中心街のまちづくりに取り組みたいとの想いから会社を立ち上げた市来さん。熱海銀座というスモールエリアで、カフェやマルシェを始めていきました。当初は批判と応援が半々くらい。マルシェを開催するときは、開催してから謝りに行こうと決めていたといいます。実際に開催している様子を見てもらうこと、反応に対してきちんと向き合い、ビジョンを伝えコミュニケーションをとっていくことで、だんだんと理解を得ていったそうです。

 

次の段階では、外の人たちを呼びこむことにも目を向け、リノベーションスクールで提案されたプランをもとにゲストハウスを事業化。また、60年空いていた空間をリノベーションして、コワーキングスペースnaedocoを事業化。

 

熱海銀座を中心に活動を進めていくうちに、今では、市来さんの関わる事業以外にも、新しく出店してくるお店が出てきたそうです。

 

用がなくても行ってみようと思えるようになった、そんなまちの声が聞かれるようになったという熱海。仕事や生活、旅・・・色々な場が組み合わさってこれからがますます楽しみなまちになっています!

 

熱海も浜松もリノベーションまちづくりに取り組んでいますが、その様子は、それぞれの都市の課題によって違うもの。

自分のまちの課題と根気強く向き合っていくことが大切だと改めて感じるお話でした。

 

 

【市来広一郎ちゃんねる/machimoriにて浜松市のリノベーションまちづくりをご紹介いただきました!】

浜松に来ていただいた際の動画をご紹介してくださっています。こちらもぜひご覧ください!

【視察動画】静岡県浜松市(9.25)

 

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【11月14日(土)・21日(土)・22日(日)】

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